GlassFishの管理画面にlocalhost以外からアクセスする

これはJavaEEアドベントカレンダー23日目のエントリです。

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先日 :id:tech-kazuhisa 氏から、こんなツイートが。

通常、GlassFishの管理画面にはlocalhostからしかアクセスできません。アクセスすると、以下の用になります。

なので、今回はGlassFishの管理画面にlocalhost以外からアクセスする方法をご紹介します。

まずは管理画面へのログインの設定。通常であればユーザ名やパスワードを要求されないのですが、localhostからもアクセス可能にするには、ちゃんとログイン情報を設定してやる必要があります。
なのでasadminコマンドからchange-admin-paddwordを使用してログイン情報の設定を行います。

asadmin change-admin-password

ユーザ名とパスワードを要求されますので、GlassFishの管理画面へのログインに使用するユーザ名とパスワードを設定しましょう。途中古いパスワードを要求されますが、これはデフォルトではブランクなので、そのままEnterキーを押しましょう。
「コマンドchange-admin-passwordは正常に実行されました。」と表示されれば、OKです。

次に、enable-secure-adminを実行しておきます。

asadmin enable-secure-admin

「コマンドenable-secure-adminは正常に実行されました。」と表示されます。あとは稼働中のdomainを再起動する必要があるので

asadmin stop-domain
asadmin start-domain

などとして、GlassFishの再起動を行います。これで準備ができたので、ブラウザからGlassFishの管理画面にアクセスしてみましょう。ブラウザによっては、オレオレ証明書の警告がでますが、これはスルーしても大丈夫。
以下の用にログインの画面が出たら、change-admin-passwordで設定したユーザ名とパスワードでログイン可能です。

とっても簡単ですね!ぜひお試し下さい。