テスラ・ロードスターで行く世界遺産の旅

というわけで前回の試乗編に続き、今回はその試乗コースの目的地だった、石見銀山への旅の記録です。

クルマ受領まで

実は今回の旅、当初は島根の温泉津温泉をスタートし、広島市内の原爆ドームへ行き、その後尾道でクルマ返却というコースでした。ただ、皆さんご存知のように8月6日といえば、広島に原爆が投下された当日。市内では様々な行事が行われ、混雑が予想されるため、急遽予定を変更して「福山発→石見銀山出雲市」のコースに変更しました。

まずは岡山駅で今回の旅に同行してくれる、 id:tech-kazuhisa 氏と合流。その後新幹線で福山まで。
予定では9時に福山城の駐車場ということだったんですが、それらしき駐車場が見当たらず、結局福山城をグルリと一周することに。で、待ち合わせ場所が分からずに途方にくれていたところ、駅前から異様なクルマが一台くるではありませんか!
そう、これがテスラ・ロードスターです!

最初にクルマの取り扱いについて、担当のDさんに説明を受けます。盛り上がってきますね。

キーを受領していよいよ旅のスタート!・・・と行きたかったのですが、なぜかセキュリティがうまく解除できずに、警告音が鳴り響くwww
しかもここ、福山駅を出たばっかりのところで、しかもこのクルマ。
目立つ目立つwwww

慌てて、Dさんに電話してようやくのことでセキュリティを解除して出発することができました。

石見銀山まで


福山から石見銀山までは、福山西ICから尾道自動車道を経由して、国道184号を通り、国道375号を走るルート。
このルートは山間部が中心になるので、適度なワインディングがテスラの実力を試すには持って来いのルートだったように思います。自分にとっては初めての電気自動車であることも忘れて、普通に走りを楽しんでしまいました。
特に尾道自動車道から国道184号は景色も素晴らしくオススメです!


石見銀山にて

石見銀山では龍源寺間歩を見学してきました。
まずは駐車場についてから、遅めの昼食。御前そばというところで、鴨つけそばを頂きました。

ただ近くにはあまり食事をする所がないので、食べてから行ったほうがいいかもしれませんね。

石見銀山周辺には、間歩と呼ばれる、銀を採掘するための坑道があります。大きさも大小様々で龍源寺間歩のようにお寺が管轄していた大きな間歩から、個人で採掘していたであろう小さな間歩まで、たくさんの坑道があります。
龍源寺間歩までの道にも、道路脇に人一人がやっと通れる程度の小さな坑道がいくつもありました。
ちなみに駐車場から龍源寺間歩までは、片道徒歩で約30分ですのでかなり歩きます。なので子ども連れの方の場合は、レンタサイクルを借りるなどしたほうが無難です。
ちなみに自分は普通に歩いていったので、かなり大変でしたw

龍源寺間歩はちょっと見どころが少なかったのが残念。でも、世界遺産としての保護をしつつ、観光地として公開もしてるわけですから、こんなものなのかな?とも思いました。
中は非常に涼しく(半袖だと寒いぐらい!)かつ湿度が凄く高いです。昔の人はこんな過酷なところで作業してたんですねぇ・・・

石見銀山から出雲へ


石見銀山から出雲へは、国道9号線日本海沿いの道を走るルートで。この国道9号も実に爽快です。途中、意味もなく海に寄ったりなどしながら、ゆっくり時間をかけて出雲へ向かいました。左手に日本海を眺めつつ走るテスラ・ロードスターは最高でした!











また、この国道9号線には風力発電の風車がいくつもあります。クリーンな風力発電の風車を眺めつつ、クリーンな電気自動車を走らせるというのも、なかなかの贅沢です!




















まとめ

以上、前回の試乗編と今回を合わせて、テスラ・ロードスターのレポートは終わりです。

まずは、今回このような機会を与えて頂きました、テスラ・モーターズ様と、日程の調整などをして頂きましたDさんに、深く感謝申し上げます。
残念ながらロードスターはそろそろ販売終了してしまいますが、モデルSが日本でもたくさん見られる日を楽しみにしています。

また、今回のTwitterのつぶやきを以下でまとめています。

写真もたくさん撮っていますので、以下からご覧いただけます。

しかしテスラ・ロードスターは楽しいクルマだった!モデルSも乗りたいぞ!!