NetBeans7.1でJavaFX2.0の開発環境を作る

このエントリはJava Advent Calendar 2011の3日目のエントリです。
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ふと、自分のマシンでJavaFX2.0のサンプルとかを動かしてみたくなったので、以下その手順をメモ的に。

用意した環境は以下のような感じで。

NetBeans&JavaFX SDKのインストール

まずはNetBeansのインストールから。NetBeansを以下からダウンロードして、展開&インストール
http://netbeans.org/
ここではJavaFX2.0をサポートしているNetBeans7.1を選択。Java SE版とかJava EE版とかあるけど、Java FXをサポートしていれば、なんでもOKです。自分はJava SE版を選択。

次にJavaFXをインストール。
http://javafx.com/
辺りからダウンロード。ちなみにMac版のJavaFX SDKは、まだDeveloper Preview版です。
で取得したzipを適当な場所に解凍して、置いておく。

NetBeansの設定

ここまで完了したら、おもむろにNetBeansを起動します。もちろん7.1ですよ。
次にツールバーから、[ツール]-[Javaプラットフォーム]を選択して、Javaプラットフォームマネージャーを起動します。
プラットフォームを追加ボタンから、JavaFX用の環境設定を行います。
プラットフォーム名には、JFX1.6、プラットフォームフォルダにはMac標準のJDK(/System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk/Contents/Home)を指定します。
次にその下のタブからJavaFXを選択し、先程解凍したJavaFX SDKのフォルダを以下のように設定します。

上記は各自の環境に置き換えて、設定します。

サンプルプロジェクトの実行

これでJavaFXを実行する環境は整ったので、NetBeansJavaFXサンプルを実行してみましょう。
NetBeansから新規プロジェクトを選択し、カテゴリからサンプルを選択します。ここではJavaFXのBrickBreaker(ブロック崩し)を選んでみましょう。
サンプルプロジェクトが作成されたら、F6キーなどで実行します。以下のような画面でブロック崩しのサンプルが動きます!

どうでしょう?けっこうヌルヌル動きますw
これだけでもJavaFXのパフォーマンスを実感できるのではないでしょうか。
是非、お試しを。